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2019 全日本バレエ・コンクール 結果


「全日本バレエコンクール」
日本のコンクールの中でも1番、長期間の日程を要するコンクール
8月14日〜18日 予選日から決勝まで5日間の開催
地方から出場する生徒様にとりましては
大半の方が、前日から東京入り致しますので
前後泊も含めますと東京での滞在は、ほぼ1週間
この熱い暑い夏の、1週間の闘いに
当校より2名の生徒様が
ジュニアBの部(13歳〜15歳)に出場致しました!


文化庁・(公社)日本バレエ協会が主催する
この「全日本バレエコンクール」
申し込めば誰もが出場出来る
簡単なコンクールではありません。
全国各地区予選を勝ち抜いた
選ばれし者しか、出場は出来ないのです!



予選1日目は「アンシェヌマンの審査」
アンシェヌマン審査とは・・・
コンクール当日に振りを与えられ、その振りに基ずき審査を行う
言わば、日々の基礎レッスンの成果と習熟度を求められる審査
後日に審査が行われる、自身の踊りの演目曲だけが秀でていれば
それだけで高い評価を頂けるものでなく
出場する全出場者に、平等な審査基準項目を与え
基礎と応用を含めた、全体的なバランスも
評価採点に加味される方式です。


予選2日目は「課題曲Aの審査」
自身で選択した課題演目曲(1曲目)による審査
初日のアンシェヌマン審査も加え
この2日間の審査内容で、まず50名が選出され
選ばれた50名は、準決勝の舞台に進めます

3日目は、ジュニアA・シニアの審査日

そして4日目は「準決勝」
「課題曲Bの審査」→ ここで26名の選出
自身で選択した課題演目曲(2曲目)による審査
選ばれた26名は、決勝の舞台へ進めます

このコンクールに出場する為に
地区予選(四国バレエコンクール)を勝ち抜き
全国から勝ち上がってきた出場者との予選がスタート
準決勝(50名)、決勝(26名)・・・
課題曲(自身の選択演目曲)のみの、一発勝負では決してなく
アンシェヌマン(レオタード)審査が、最初に有り

2曲の演目曲も、お稽古、準備をしておかなければならない・・・
これらが審査員により、厳しい篩に掛けられ
最終決勝進出に選ばれる出場者は、たったの26名
皆様、ご理解を頂けたでしょうか?
この全日本バレエコンクール
「決勝」の舞台に進むコトが、いかに大変なコトであるか・・・

今年の2019年 全日本バレエコンクールは
四国地区からは、JBの部(13歳〜15歳)に
12名が、四国予選を勝ち抜き、全日本出場を果たし
当校(島田芸術舞踊学校)からは、2名の生徒が出場致しました。

そして、嬉しいご報告 =「快挙」です!

当校、島田芸術舞踊学校から出場した2名が
この厳しい審査(予選・準決勝)を勝ち進み

2名共に決勝のステージ(26名)に勝ち進み
(勝ち残るには相当、難しいステージです)

S君においては、最終審査の結果・・・
「全日本ジュニアBの部 男性部門3位」入賞を果たしました!



Mちゃんは、3年越しの毎日の努力で勝ち取った決勝の舞台
JB1番の番号で出場したのが2年前
JB23番で準決勝に進んだのが1年前
JB42番で臨んだ2019年 この夏
1年が365日であるならば
380日バレエのお稽古に励んでいると言っても過言ではない
全日本決勝のステージを目標に、妥協は一切せず、真剣に取り組み
誰よりも、毎日、毎時間、毎分・・・
バレエと自分自身に、常に向き合って来ました。

決勝の舞台に進めた喜び・・・
私達も、言葉に出来ない程の感動でした!





↑Mちゃん・決勝の舞台を踊り終えた後、楽屋控え室にて↑

S君は、去年に引き続き決勝の舞台へ進出
他のコンクールでも常連で名前が通っている
ライバルの男の子達の中で、相当のプレッシャーがある中
そして、直前はケガとの調整で、充分なお稽古で臨めず
精神的にも、不安な部分もあったはず・・・
普段、物静かな性格でありながらも
この1年間、自分の中でも、色んな葛藤があったはず!
内に秘めたバレエに対する真っすぐな気持ちを持って臨み
見事なまでの、全日本の3位!





↑S君・決勝の舞台を踊り終えた後、楽屋前廊下にて↑

【2019 全日本バレエコンクール 審査結果】
 ↓ ↓ ↓ こちらをクリック下さい ↓ ↓ ↓
〜公益社団法人 日本バレエ協会 公式ホームページより〜






「なせば成る 為さねば成らぬ
 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」
どんなことでも、強い意志を持って取り組めば
必ず、成し遂げることができる!
できないのは、やっていないからである・・・
この1年間、お稽古に取り組む真剣な姿と
今回の決勝に至るまでの踊りで

身を持って、私達に教えてくれたような気がします。

2019 暑い夏
毎日のお稽古に、全身全霊、全ての情熱を注いだ2人が
最高のステージで、大きな感動を与えてくれました!
「お疲れ様でした」と「ありがとう」を
最大の敬意をもって、伝えたいと思います。

そして、現状維持など無く
決して立ち止まらない
常に上を目指す2人の挑戦は
これから、まだまだ続くのだと・・・
次の新たな目標に向かって、自身と向き合い
今日からまた、365日、365段の階段を
1日1段、もう既に上がり始めているはずです。

話は決して、この2人だけではなく
当校の中でコンクールのお稽古を頑張る生徒様は
誰もが日々、上を目指し、自身で目標を決め
弛まぬ努力を重ねています。

当校の生徒の皆様、保護者の皆様方
お稽古場で、その姿を目にする機会がありましたら
是非共、心からエールを贈って頂けると在り難いです

上記の決勝を踊り終えた後の
楽屋(控え室&廊下)での2人のお写真・・・
何分、担当教師(M先生)が慌てて
撮影しましたお写真でありますので
粗雑な仕上がりではありますが
※流石はM先生、期待通りの構図写真・・・泣
せめて撮影場所、背景、選んで欲しかったなぁ
M先生の撮影写真ですので
さほどの期待はしていませんでしたがw
折角の記念写真、笑顔のモデルが台無しです!
Mちゃん&S君・・・ほんとに、ごめんなさい(悲)


写真だけでは、上手く伝えられませんが
張り詰めた空気の中、物音1つ立てられない
独特の緊張感の中で、舞台で踊る2人の勇姿
私達は、しっかり目と心に焼き付けさせて頂きました!



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